財務分析

効率性分析の指標をご紹介!数字から見る企業の効率性を確かめよう

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今回は、効率性についてご紹介していきます。

効率性分析

企業の安全性について確認した次は、効率的に経営を行えているかを判断します。

(実際は必要な箇所から行ってください。)

企業が営業活動をする際には、売上の回収や経費の支払いが滞りなく行なえることや、集めた資金を効率的に使うことを考えなければなりません。

その際の指標となるものが今回ご紹介する効率性分析となります。

今回のポイントは2つで、どちらも回転率(または回転期間)で善し悪しを判断します。

企業が効率的な経営が出来ているか

1つ目のポイントは、会社が持っている資産をいかに効率的に活用できているかです。

これは、企業の業種によって必要とされるものが異なってきますが、今回はメジャーどころと呼ばれる3種をご紹介します。

売上債権回転期間

企業の売上高に対して、受取手形や売掛金等がどのくらいの期間で回収されているのかを見るための指標です。

売上債権回転期間=売上債権(受取手形や売掛金等)÷売上高

 

必要に応じて上記の算式に「×12カ月」や「×365日」をつけ加えて算出することもあります。

これは、回転数が短いほど効率よく債権を回せていると言えます。
効率よく回せているということは、売り上げてから短期的に資金回収が行われ、次の支払いに使用することができるということです。

 

棚卸資産回転期間

企業によっては、売れなくなった商品を在庫として長期的に眠らせてしまうことがあります。

企業が資金繰りを考える上では、在庫の所有は出来るだけ避けたほうが良いため、回転期間が短ければ短いほど在庫が循環しており効率的な経営がおこなわれていると判断されます。

棚卸資産回転期間=棚卸資産÷売上高(または売上原価)

一方で、極端に在庫を持たないとなると欠品が生じて売り上げる機会を減らすこととなるため、期間が短い=絶対的に良いとはならないため注意してください。

 

仕入債務回転期間

こちらの指標は、売上債権回転期間と逆の指標です。

仕入債務回転期間=仕入債務(支払手形や買掛金等)÷仕入高

回転期間が長くなると、資金繰り上では支払をする期間が短くなっているということとなり、効率的に資金が使われていると判断されます。

 

投入した経営資源が有効活用されているか

2つ目のポイントは、企業が経営活動のために投下した資産全体やその内の固定資産などが有効活用されているかです。

有効活用されているかの判断は、経営活動の成果でもある売上を資産がどのくらい回せているかによります。

より多く回転されている場合は、投下した資産が有効活用されていると判断されることとなります。

ここでは、2つの指標をご紹介します。

総資産回転率

総資産回転率=売上高÷総資産

企業全体の資産が売上を上げるために、有効活用できているかを判断する指標となります。

 

有形固定資産回転率

有形固定資産回転率=売上高÷有形固定資産

企業が売上を上げるために投下した固定資産(機械や備品、車両等)が、有効的に活用されているかを判断する指標です。
総資産では有効性を図ることが困難な場合などで使われることが多いです。

 

まとめ

企業が効率的に経営を行っているということは、黒字倒産の可能性や無理無駄がほとんどない状態を示しており、取引先や投資家などの利害関係者にとって安心できる企業と判断されます。

特に長い歴史をもった会社では、一定の効率性を求められる環境にあると考えられます。

 

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