財務分析

通販で商品が即日届く!?家電量販店ビックカメラの財務分析

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家電量販店はいつ行っても楽しいですよね!

生活必需品や、あったら便利だなと感じるものなど様々な家電製品が行くたびに増えていると感じています。

今回は、数年前コジマを子会社化したビックカメラについての財務分析をしていきたいと思います。

 

ビックカメラの企業情報

創業当初はカメラ専門のディスカウントストアであったが、その後、家電・パソコン等の販売に参入。1990年代以降は、酒類、ゴルフクラブ、寝具、高級ブランド品、自転車、玩具など、多様な品目を取り扱っている。

パソコン販売については、従来より行っていた販売を強化し、1994年に「株式会社ビックパソコン館」を設立。その後も精力的に出店していたが、2000年以降のパソコン販売の下落を受けて、2003年、ビックカメラ本体に吸収合併した。その後2006年には、株式会社ソフマップを連結子会社化。中古パソコン等の買い取りにおいて高いノウハウを持つソフマップは、ビックカメラ既出店地域における売り場拡張のほか、秋葉原をはじめとしたビックカメラ未出店地域を間接的にカバーしている。また、多くのビックカメラ店舗にてソフマップのカウンターを設けており、その中にはインショップとして中古販売(PC、パーツ、ソフト、ゲーム)を行っている店舗もある。

拡大路線の一環として、家電量販売上高6位の株式会社コジマとの間で、資本・業務提携契約を締結し、2012年6月26日よりコジマの行う第三者割当増資により3900万株を取得し、50.06%の議決権を取得するとともに役員を派遣して、同社を連結子会社化。これによって、駅前型店舗と郊外型店舗を併せ持った家電量販店グループとなった。両社をあわせたグループ全体の売上高は業界2位に相当している。

 

創業当初は、社名にもなっているカメラが主流だったのですね!ビックカメラの名のとおり、時代に合わせて家電製品を入れていくことで大きく成長しているのが想像できます。

 

ちなみに業界1位は、ヤマダ電機です!

 

ビックカメラの財務諸表

下記は、平成30年8月期の決算短信から一部を抜粋したものです。

財務諸表を見てみると、純資産も売上も利益も好調なように見えます。

 

ビックカメラの財務分析

安全性・効率性・収益性・成長性の4視点で見ていきます。

 

ビックカメラの安全性分析

安全性分析では、流動比率と固定比率について見ていきます。

 

ビックカメラの流動比率

流動比率=流動資産÷流動負債×100%

⇒183,222÷156,561×100%=117.03%

 

短期支払能力については、問題なさそう言えます。

 

ビックカメラの固定長期適合率

固定長期適合率=固定資産÷(長期負債+純資産)×100%

⇒182,383÷(53,278+155,766)×100%=87.25%

 

固定比率だと100%を超える結果となったため、固定負債も含めた固定長期適合率で算出しました。

100%は超えなかったものの、高めの印象を受けます。

 

ビックカメラの効率性分析

効率性分析では、総資産回転率と棚卸資産回転日数を見ていきます。

 

ビックカメラの総資産回転率

総資産回転率=売上高÷総資産×100%

⇒844,029÷365,605×100%=2.31回転

 

総資産が2回転以上あるのは素晴らしいです!

現在ある資産で、効率よく売上を挙げられているということですね。

 

ビックカメラの棚卸資産回転日数

棚卸資産回転日数=棚卸資産÷売上高×365日

⇒106,100÷844,029×365日=45.88日

 

昨年のビックカメラの棚卸資産回転日数は47日でしたが、今回はこれよりも短くなっています。

前期よりも、より効率的に商品を売ることが出来ているということが考えられます。

 

ビックカメラの収益性分析

収益性分析では、前期と比較した各利益率と自己資本利益率(ROE)について見ていきます。

 

ビックカメラの利益率

当期利益率 前期利益率
売上高総利益率 27.97% 27.68%
営業利益率 3.21% 2.76%
経常利益率 3.46% 3.08%
税引き前当期純利益率 3.33% 2.88%
税引き後当期純利益率 2.33% 1.96%

 

前期と比較して、全てにおいて上回っています!

家電製品の需要が年々高まっているためでもあり、ビックカメラ自体の企業努力もあるのではと考えられます。

 

ビックカメラの自己資本利益率(ROE)

ROE(自己資本利益率)=売上高当期純利益率(税引き後当期純利益÷売上高)×総資産回転率(売上高÷総資産)×財務レバレッジ(総資産÷純資産)

⇒売上高利益率(19,702÷844,029)×総資産回転率(844,029÷365,605)×財務レバレッジ(365,605÷155,765)

⇒売上高利益率(2.33%)×総資産回転率(2.31回転)×財務レバレッジ(234.72%)

=12.65%

※非支配株主分も含めた数値です。

 

目安の8%を超え、更に10%以上にもなっています。

総資産回転が高いのが主な要因となっているかと思います。

 

ビックカメラの成長性分析

成長性分析では、純資産増加率と利益増加率について見ていきます。

 

ビックカメラの純資産増加率

純資産増加率=(当期純資産-前期純資産)÷前期純資産×100%

⇒(155,765-145,593)÷145,593×100%=6.99%

 

純資産については、自己株式を130億円発行していますがこれを上回る資本金や剰余金を出されているために7%近くも伸びています。

 

ビックカメラの利益増加率

利益増加率=(税引き後当期純利益-税引き後前期純利益)÷税引き後前期純利益×100%

⇒(19,702-15,529)÷15,529×100%=26.87%

 

利益については、25%以上も伸びています。

家電自体も次々と新商品が出ており、飽きられることも少ないことを考えると今後も期待できそうです。

 

ビックカメラについてまとめ

 

もうすぐ年末となり、新年のセールなども開始します。

やはり、年末年始が一番売れるのでしょうか・・・

それとも、新生活が始まる3~4月頃かもしれません。

 

四半期ごとの短信も発表されるため、どの時期が一番売れているかなどを見てみても面白いかもしれませんね。

 

 

 

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