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自社の数字を見るなら管理会計は超重要!社内業績を見てみよう♪

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みなさん、こんにちは!

みなさん、会計といえば、企業が外部の利害関係者へ報告するための財務諸表(B/S・P/L・C/F)等をご想像する方がほとんどかと思います。

しかし会計には、外部報告用の「財務会計」内部報告用の「管理会計」というものが存在しています。

普段は財務会計の視点でみなさまにご紹介しているブログですが、今回は、企業内部の報告用である管理会計についてご紹介していきたいと思います。

管理会計とは

管理会計(かんりかいけい、英語:management accounting)は、企業会計の一種。主として、会計情報を経営管理者の意思決定や組織内部の業績測定・業績評価に役立てることを目的としている。対義語は財務会計である。企業外部の利害関係者に対する情報提供を目的とする財務会計とは、大きく性格が異なっている。

管理会計上の情報は、組織内部で使用される機密情報として扱われることが多く、この点で組織の外部からも利用可能な財務会計上の情報と異なる。逆に、財務会計上の情報は、企業会計原則や商法、金融商品取引法、法人税法などにより内容が規制されるが、管理会計上の情報にはそのような規制はない。管理会計の萌芽は、標準原価計算、予算統制、経営分析に求められるように、原価計算(Costing)と予算管理(Budgeting)が代表的な技法である。

最近の傾向として、組織内部の様々な活動や組織の戦略と関連付けて考えられることが多い。具体的には、トヨタ自動車の取り組みから注目された原価企画や、京セラの取り組みから注目されたアメーバ経営などの技法がある。

 

上記にあるように、管理会計は企業の経営意思決定や、業績測定・評価に役立てることが目的の会計です。

誰を目的に報告書を作成するかによって、元は同じ数字でもその中身は全く異なってくるのです。

今回は、管理会計の中で代表的に扱われている変動損益計算書についてご紹介していきます。

変動損益計算書とは

変動損益計算書とは、通常の外部報告用の損益計算書とは異なり、売上原価や販売費及び一般管理費を「変動費」「固定費」の2種類に振り分けます。

財務会計上では、営業活動を行うことによって発生する経費は、売上高に直接的に結びつくか間接的に結びつくかで売上原価か販売費及び一般管理費に分けられます。

管理会計上の変動費

管理会計上の変動費は、売上高の増減に比例して変動する費用のことを示します。

例えば、材料費やパート給料、消耗品などが該当します。

管理会計上の固定費

管理会計上の固定費は、売上高の増減にかかわらず固定的に発生する費用のことを示します。

例えば、事務所家賃、従業員給料、水道光熱費や通信費などが該当します。

変動・固定費ごとに区別するP/Lは、以下のように作成されます。

管理会計上のP/L⇒

財務会計上のP/L⇒

変動損益計算書のメリット

変動損益計算書は、経費を固定費と変動費にわけて表示するP/Lだということがわかりました。

変動損益計算書を作成することによって、何が企業にとってよいのでしょうか。

 

変動損益計算書は、企業内部への報告資料として作成します。

企業内の各部署ごと(セグメントごと)に、それぞれどのくらい売上を上げ、利益を生み出したか、

また経費を削って利益を大きく生み出すことに成功したかなどを上層部へ報告します。

社内の業績管理をこれで行っていると言っても過言ではありません。

 

この業績管理を行うにあたり、各セブメントごとの管理者が部内努力で変えられるところと変えられないところが存在します。

例えば、各部署の売上に比例する材料費などは同じ売上でも材料の仕入先を変えたり、価格交渉をすることによって変えることができます。

しかし、部署の拠点である事務所の家賃については、部署内の努力で変えることは不可能です。

そのため、業績評価等をする際には、部署内で変えられないところは除き、変えられる箇所を見て評価をすることができます

このように、社内での評価を行う際に変動損益計算書を作成することによって、各セグメントの人自身やその上層部の人が成果を見たり、次の目標策定等、セグメント管理に役に立ちます。

 

損益分岐点分析(CVP分析)とは

CVP分析(CVPぶんせき 英: Cost-Volume-Profit Analysis)または損益分岐点分析(そんえきぶんきてんぶんせき)は、管理会計上の分析手法の1つである。利益と販売数量、コストの関係について行う分析方法である。

CVP分析の”CVP”とは「コスト」(Cost) と「販売量」(Volume) と「利益」(Profit) の頭文字である。 具体的には、コストを変動費と固定費に区分した上で、売上高から変動費を差し引いて限界利益を算出し、限界利益を売上高で除して限界利益率を算出する。このとき、固定費を限界利益率で控除すれば、損益分岐点における売上高が算出される。

 

上記の変動損益計算書を利用して、損益分岐点分析というものが企業内ではよく行われております。

下記の図は、損益分岐点を示すためのものとなっており、計算式などから売上高がいくらであれば

利益・損失が出ないポイントになるのかがわかります。

販売金額と販売数量が掛け合わされて、青色の矢印のように右上へ伸びていきます。

数量が変わっても金額は変動しない固定費と、販売数量に応じて金額が変わってくる変動費と

矢印がちょうど重なり合う●の箇所が損益分岐点といい、利益も損失も出ない状態となっています。

これより大きければ利益は出ますし、これより小さければ損失となります。

企業は、商品ごと等で損益分岐点を見つけ、どのくらいの数量売り上げれば良いかなど

市場の調査など他の視点とも掛け合わせて販売目標を決めます。

まとめ

管理会計は、企業の業種によっても様々な手法で企業内分析が行われます。

今回は、そのうちの一例ではありますが、企業内では会計からどのようなことを

分析して、企業の更なる発展に注力しようとしているのかを知っていただけたかと思います。

また不定期で管理会計についても、書いていけたらと思います。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

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