財務分析

名古屋で開業!ステーキ・ハンバーグの有名チェーン ブロンコビリーの財務分析

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ステーキチェーン店といえば、いきなりステーキのペッパーフードサービスが有名ですが、東海地方を中心としたブロンコビリーもファミリー層向けに人気のステーキ屋さんです。

 

今回は、このブロンコビリーの財務分析を行っていきます。

 

ブロンコビリーの企業情報

「ステーキハウスブロンコ」の開業当初から、オープンキッチンやサラダバーを店舗に設置。炭火焼きによるオープンキッチンでのステーキ・俵型ハンバーグの調理や、サラダバーにおける新鮮な野菜・季節料理の食べ放題サービスなどが評判を呼んだ。

1998年には、炭火焼きによる調理やサラダバーを休止したうえ、当時日本の外食業界を席巻していた低価格競争に参入するが、メニューの質が低下したことなどで客離れを招いた。さらに、主な食材である牛肉を日本国外(オーストラリアなど)からの輸入で賄っていることを背景に、2001年に発生したBSE問題で一気に5億円規模の赤字を計上。株式会社ブロンコビリー(以下「運営会社」と略記)は一時、倒産の寸前にまで陥った。

創業者の竹市靖公(たけいち やすひろ、以下「靖公」と略記)は、以上の問題をきっかけに、経営の軸足を「低価格戦略による事業規模の拡大」から「顧客に提供する価値の向上」へ転換。「他では真似のできないもので客を喜ばす」「客も従業員もすべて幸せにする」という本来の信念に立ち返りながら、質の高いメニューの提供と、徹底的なコスト削減(自社所有のセントラルキッチンを活用した食材製造・加工の内製化など)によって業績を回復させた。

2007年には、運営会社がJASDAQに上場。2011年には、東証1部・名証1部への銘柄変更を果たした。当時代表取締役社長を務めていた靖公は、自身が保有していた同社株の一部を2009年に現場の幹部へ贈与。2010年9月には、勤続1年半以上の社員と勤続8年以上のパート・アルバイト店員を対象に、1名当たり100株を無償で割り当てた。2013年3月からは代表取締役会長に就任する一方、長男の克弘を代表取締役社長に昇格させている。

現在は、炭火焼きによる調理やサラダバーを再開させているほか、各店にかまども設置。通常の業務用米より2倍高い価格で仕入れた新潟県津南町産のコシヒカリをかまどで炊きあげ、顧客に提供している。その一方、年2回のアメリカ研修へパート・アルバイト店員を交互に参加させるなど、人材教育や勤務環境の充実にも力を入れている。靖公によれば、同業他社の事例を反面教師として、売上高の1%以上に相当する費用を人材教育に充てているという。

一時期BSE問題から倒産の危機に陥っていたところから今日まで成長し続けていることから、企業努力については惜しむことなく行われていることが想像できます。

 

ブロンコビリーの財務諸表

下記は、平成30年12月期の決算短信からBS・PLを抜粋したものです。

 

ブロンコビリーの財務分析

財務分析では、安全性・効率性・収益性・成長性の4視点でみていきます。

ブロンコビリーの安全性分析

安全性分析では、流動比率と自己資本比率についてみていきます。

 

ブロンコビリーの流動比率

200%以上あれば短期支払い能力は十分安全と言われていますが、ブロンコビリーの場合は300%以上で推移しています。

飲食業業界では、100%を超えない企業も多くある中でこれだけの資金力があるのは素晴らしいと言えます。

また、流動資産の中で現金等の割合は85%を超えているため他の流動資産の影響で一時的に高くなっているということもありません。

 

ブロンコビリーの自己資本比率

自己資本比率についても、84%ととても高い数値です。

こちらも飲食業では低くなることが多いそうですが、ブロンコビリーについては返済義務のないキャッシュがほとんどをし占めています。

 

安全性については、全くと言っていいほど問題はなさそうです。

 

ブロンコビリーの効率性分析

効率性分析では、総資産回転数についてみていきます。

 

ブロンコビリーの総資産回転数

総資産回転数は、会社の資産が売上を上げるために効率的に用いられているかを示す指標です。

目安は1回転以上ですが、今回の場合1回転以上を推移しており、さらに年々回転数が上昇していることから効率性についても非常に良いと考えられます。

 

ブロンコビリーの収益性分析

収益性分析では、各利益率と自己資本利益率(ROE)についてみていきます。

 

ブロンコビリーの利益率

利益率については、全体的に若干下がっていますが、金額ベースで見ると、前年よりも今期は増加しています。

 

ブロンコビリーの自己資本利益率(ROE)

日本目安の8%は充分超えています。

直近5年間ずっと10%以上を保ち続けているのはとても優秀ではないでしょうか。

 

ブロンコビリーの成長性分析

成長性分析では、売上高伸び率や純資産伸び率についてみていきます。

 

ブロンコビリーの売上高伸び率

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売上高伸び率は、今期は14%ほど伸びています。

過去3期も常に伸び続けており、店舗数の拡大もあるとは思いますが、安定して売上を挙げられていると考えてよさそうです。

 

ブロンコビリーの純資産伸び率

純資産についても、毎期10%ほどは伸び続けています。

直近では下がり気味ですが、純資産が純粋に増えています。
また、負債については直近ではほぼ変わりないため自己資金の増加による成長がされています。

 

ブロンコビリーについてまとめ

いきなりステーキが高いという声が多く挙がっているということで、ステーキブームも下火かと思いきや、ブロンコビリーではしっかりと利益や自己資産を伸ばしていますね。

 

ファミリー向けステーキは、今後も根強く売れ続けていくのではないかと思います。
今後の動向についても、注目して行きたいところです。

 

 

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