財務分析

混雑しても夢の国♪ディズニーを運営するオリエンタルランドの財務分析

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ディズニーといえば、日本最大のテーマパークの内の一つです!

2020年の東京オリンピックイヤーにも向けてか、パーク内では様々な拡張工事が今まさに行われています。

 

今回は、ディズニーを運営しているオリエンタルランドの財務分析をしていきます。

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オリエンタルランドの企業情報

 

米国のウォルト・ディズニー・カンパニーとフランチャイズ契約により東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)を中心とする東京ディズニーリゾート(TDR)を運営する事業持株会社の基幹企業であり、不動産業も兼ねる。なお、東京ディズニーリゾートで販売されているキャラクターの著作権や版権ビジネスは、全てウォルト・ディズニー・ジャパンが、アトラクションやショーの企画に関しては、米国Walt Disney Parks and Resorts Worldwide, Inc.及び米国ディズニーの子会社であるWalt Disney Attractions Japanが担当しており、オリエンタルランドは東京ディズニーリゾートの実務面の運営のみを行なっている。

オリエンタルランド社は米国ディズニー社との業務提携(フランチャイズ契約)によって、ディズニーパークなどディズニー関連事業の運営を行っている。しかし米国ディズニー社によるオリエンタルランド社への出資や、資本協力、株式持ち合いなど資本提携は一切行われておらず、オリエンタルランド社が公開している投資家情報では「世界で唯一、ディズニーとの資本関係が一切ないディズニーリゾート事業運営会社である」と発表している。 テーマパーク事業運営では、1982年(昭和57年)設立のウォルト・ディズニー・アトラクション・ジャパン(WDAJ:ディズニーの4事業子会社のひとつWalt Disney Parks and Resortsの子会社)が、2つの東京ディズニーリゾートテーマパークの運営に親密に関わっており、メンテナンス、企画、運営などほぼ全ての面で関与している。また日本におけるディズニー関連の著作権や版権ビジネスはディズニー100%子会社のウォルト・ディズニー・ジャパン(WDJ)が担当しているため、オリエンタルランドが運営する2つのパーク内の各種版権もWDJの管理となっている。

 

オリエンタルランドは、ウォルトディズニーからのフランチャイズとして東京ディズニーリゾートを運営しているのですね!

上記にある、「世界で唯一、ディズニーとの資本関係が一切ないディズニーリゾート事業運営会社である」というパワーワードにはなかなか驚かされます。

 

オリエンタルランドの資金力のみで、運営されているなんて、高い経営力があるのではと期待できそうです。

 

オリエンタルランドの財務諸表

下記は、平成30年3月期の決算短信からPLとBSを抜き出したものです。

総資産自体は増加しているようですが、純利益は前期と比較して減少しているようです。

 

詳しく見ていきましょう!

 

オリエンタルランドの財務分析

安全性分析、効率性分析、収益性分析、成長性分析について見ていきます。

 

オリエンタルランドの安全性分析

安全性分析では、流動比率と固定比率についてみていきます。

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オリエンタルランドの流動比率

流動比率=流動資産÷流動負債×100%

⇒365,545÷123,623×100%=295.69%

 

短期支払い能力については、問題なさそうですね。

 

オリエンタルランドの固定比率

固定比率=固定資産÷純資産×100%

⇒550,019÷721,976×100%=76.18%

 

テーマパーク事業を行っている上では減らすことが困難な固定資産ですが、自己資本で十分に賄えているのは流石です。

 

オリエンタルランドの効率性分析

効率性分析では、棚卸資産回転日数と総資産回転数についてみていきます。

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オリエンタルランドの棚卸資産回転日数

棚卸資産回転日数=棚卸資産÷売上高×365日

⇒10,301÷479,280×365日=7.84日

 

棚卸資産回転日数についても、あれだけの商品在庫がありながらも10日を切っているのはすごいですね。

 

オリエンタルランドの総資産回転数

総資産回転数=売上高÷総資産

⇒479,280÷915,564=0.52回転

 

目安の1回転は下回っていますが、テーマパーク事業を行っている以上、乗り物やレストラン、ホテルなどの建物や機械装置などの固定資産がかさみます。

また、経年劣化などにより修繕費なども巨額にかかってくることでしょう。

 

そのため、テーマパーク事業を行なっている上で効率性を過度に期待することは困難と予測することができます。

 

オリエンタルランドの収益性分析

収益性分析では、売上高利益率と自己資本利益率(ROE)について見ていきます。

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オリエンタルランドの売上高利益率

当期利益率 前期利益率
売上総利益率 36.83% 37.30%
営業利益率 23.01% 23.68%
経常利益率 23.30% 23.99%
税引き前当期純利益 23.58% 23.99%
税引き後当期純利益 16.94% 17.24%

 

全体的に、前期の方が若干上回っていますがほぼ差がないような印象です。

 

オリエンタルランドの自己資本利益率(ROE)

ROE(自己資本利益率)=売上高当期純利益率(税引き後当期純利益÷売上高)×総資産回転数(売上高÷総資産)×財務レバレッジ(総資産÷純資産)

⇒81,191÷479,280(売上高利益率)×479,280÷915,564(総資産回転数)×915,564÷721,976(財務レバレッジ)

⇒19.94%(売上高利益率)×0.52回転(総資産回転数)×126.81%(財務レバレッジ)

=11.25%

 

ROEについては、総資産回転数が低いにしても売上高利益率が高いため、目安の8%を上回る結果となっています。

 

オリエンタルランドの成長性分析

成長性分析では、売上高伸び率と純資産伸び率について見ていきます。

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オリエンタルランドの売上高伸び率

売上高伸び率=(当期売上高-前期売上高)÷前期売上高×100%

⇒(479,280-477,748)÷477,748×100%=0.32%

 

先ほどの収益性視点では前期の方が上回っていましたが、金額ベースで見ると、前期よりも成長していることがわかります。

 

オリエンタルランドの純資産伸び率

純資産伸び率=(当期純資産-前期純資産)÷前期純資産×100%

⇒(721,976-669,515)÷669,515×100%=7.84%

 

純資産についても、前期よりは伸びています。

オリエンタルランドについてまとめ

 

オリエンタルランドの財務状況については、これまで築き上げた自己資本の多さが目立ちました。

 

2018年現在、35周年イベントを行っています。

今後40周年・50周年・・・と、たくさんの人に夢を与えるためにもしっかりとした経営や組織体制を期待したいです。

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