財務分析

ディズニー35周年イベントの成果は!?オリエンタルランドの財務分析

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こんにちは!

昨年ディズニーランド開業35周年記念で1年間今まで以上に楽しんだ方も多いのではないでしょうか。

今後もアナと雪の女王や美女と野獣などの新しいエリアも開設されることが決まり、着々と工事が行われ私たちを楽しみにさせてくてれいます。

2019年3月期のオリエンタルランドの財務状況はどのようになっているのか、見ていきましょう!

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2019年3月期オリエンタルランドの財務諸表

下記は、2019年3月期オリエンタルランドの決算短信から抜粋したP/L・B/S・C/Fです。

(2019年3月期㈱オリエンタルランド決算短信より参照)

売上や利益、純資産も前期よりも増えており好調な様子が伺えます。

2019年3月期オリエンタルランドの安全性分析

安全性分析では、流動比率、自己資本比率・固定比率についてみていきます。

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オリエンタルランドの流動比率

流動比率
2019年3月期 285.7%
2018年3月期 290.5%

短期支払い能力については充分ですね!

 

オリエンタルランドの自己資本比率

自己資本比率
2019年3月期 76.4%
2018年3月期 79.3%

金額ベースでは自己資本も増えていますが、新規エリア開発で資金が必要となっているからか社債の発行がされて負債比率が上がっています。

 

オリエンタルランドの固定比率

固定比率
2019年3月期 75.9%
2018年3月期 76.4%

建設仮勘定が昨年度の倍以上に膨れ上がってはいますが、それでも固定資産は自己資金の範囲内でおさまっており安全性は高いと判断できます。

 

2019年3月期オリエンタルランドの効率性分析

効率性分析では、総資産回転数と有形固定資産回転率についてみていきます。

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オリエンタルランドの総資産回転数

総資産回転数
2019年3月期 0.50回転
2018年3月期 0.53回転

総資産回転数は、テーマパーク特有の低さとなっています。
エリア拡大のための固定資産がさらに膨らめば、来期も一時的に回転数は低下すると思っても良いでしょう。

 

しかし、この場合は事業拡大のための投資として考えられるためマイナス思考的にならなくても今のところは大丈夫と言えそうです。

 

オリエンタルランドの有形固定資産回転率

有形固定資産回転率
2019年3月期 102.4%
2018年3月期 101.2%

前期と比較するとさほど差は生じていません。

他社と比較してみると、以下のようになりました。

日本のテーマパーク 直近の有形固定資産回転率
ディズニー 102.4%
よみうりランド 46.6%
富士急ハイランド 88.1%

有形固定資産比率は高いほど良いとされるため、ディズニーの回転率がテーマパーク事業を行っている企業の中でいかに良いかがわかります。

 

2019年3月期オリエンタルランドの収益性分析

収益性分析では、売上高利益率と自己資本利益率(ROE)についてみていきます。

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オリエンタルランドの売上高利益率

売上高利益率 営業利益率 経常利益率 当期純利益率
2019年3月期 37.9% 24.6% 24.6% 17.2%
2018年3月期 36.8% 23.0% 23.3% 16.9%

35周年記念期間だったこともあり、前期よりも金額も割合もよく利益がでていますね!

 

ちなみにセグメント別は下記のとおりです。

(2019年3月期㈱オリエンタルランド決算短信より参照)

セグメント別で見ると、やはりテーマパーク事業が8割以上とダントツで占めています。
一番売り上げられるところで更に売上を伸ばしていくためにも、今回のエリア拡大も必須なのですね!
新エリアにお客さんがしっかり入って売上が伸びていけば、十数年で投資分は回収できたりもするのではないでしょうか。

 

オリエンタルランドの自己資本比率(ROE)

ROE 売上高利益率 総資産回転数 財務レバレッジ
2019年3月期 11.8% 17.2% 0.50回転 172.5%
2018年3月期 11.7% 16.9% 0.53回転 165.1%

ROEについては昨年度とほとんど変わらず、総資産回転数は低くとも、売上高利益率が高く、財務レバレッジが低いという結果でした。

多少負債が増えていたとしても、35周年記念効果で高い利益率を出せていることからこのような結果となったのでしょう。

 

2019年3月期オリエンタルランドの成長性分析

成長性分析では、売上高伸び率と純資産伸び率をみていきます。

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オリエンタルランドの売上高伸び率

売上高伸び率
2019年3月期 9.7%
2018年3月期 0.3%

売上高については、前期の伸び率と比較するととても伸びていますね!

35周年記念のお陰で、入場者ひとりあたりの売上高が増加したことが要因です。
営業利益については、17.2%も前年から増加しています。

 

その年限定品&○周年記念となると、やはりディズニー好きな人からしたら入手したい気持ちが強くなることから購買意欲がより沸くのでしょう。

 

オリエンタルランドの純資産伸び率

純資産伸び率
2019年3月期 11.3%
2018年3月期 7.8%

純資産についても、前期よりも伸びていました。元々大きな企業で長年の経営をしているとはいえ、10%以上も1年で伸ばせるのはすごいのではないでしょうか。

 

オリエンタルランドについてまとめ

今期については、35周年記念イベントから売上・利益・資産すべて良好に推移しましたね!

来期の売上高のセグメント別予測は下記のようになっています。

(2019年3月期㈱オリエンタルランド決算短信より参照)

売上や営業利益について、2019年3月期同様の効果は得られないと予測し、このような増減率が出されています。

来期は減少を見込んだとしても、その後の新エリアのオープン年にはおそらくまた上昇をするはずです。
今後もオリエンタルランドの動向に注目していきたいところです。

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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