財務分析

有価証券報告書とは何もの?何処を見ればよいの?

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みなさん、こんにちは!

 

これまで、財務三票と呼ばれているB/S・P/L・C/Fやこれらを使用した財務分析指標をいくつかご紹介しました。

 

財務三票は、決算書のうちの一部であり、上場企業の場合、決算書は有価証券報告書という金融庁への報告資料の一部です。

今回は、そもそも有価証券報告書とは何?ということについてご紹介します。

有価証券報告書とは?

有価証券報告書(ゆうかしょうけんほうこくしょ)とは、金融商品取引法で規定されている、事業年度ごとに作成する企業内容の外部への開示資料である。

 

企業を分析するにあたって、決算書も含まれているこの有価証券報告書は必要不可欠です。

上場企業の有価証券報告書は、企業のホームページやEDINET(エディネット)で閲覧することができます。

 

それでは、どのような内容で有価証券報告書が作られているのかをご紹介していきます。

有価証券報告書の内容

上場企業から提出される有価証券報告書は、以下の形で作成されます。

第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
2 【沿革】
3 【事業の内容】
4 【関係会社の状況】
5 【従業員の状況】
第2【事業の状況】
1 【業績等の概要】
2 【生産、受注及び販売の状況】
3 【対処すべき課題等】
4 【事業等のリスク】
5 【経営上の重要な契約等】
6 【研究開発活動】
7 【財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析】
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
2 【主要な設備の状況】
3 【設備の新設、除却等の計画】
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
2 【自己株式の取得の状況】
3 【配当政策】
4 【株価の推移】
5 【役員の状況】
6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
第5 【経理の状況】
1 【連結財務諸表等】
2 【財務諸表等】
第6 【提出会社の株式事務の概要】
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
2 【その他の参考情報】
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
監査報告書
(内部統制報告書)
これだけ多くの情報を載せるとなると、企業によっては100ページ以上にもなることがよくあります。

有価証券報告書を見るポイント

時間があれば、すべての情報に目を通してもよいと思うのですが、なかなか難しいですよね。

有価証券報告書の中から、主に見ておくべき点は、以下の3つだと考えられます。

見るべきポイント!
① 第1 企業の概況
② 第2 事業の状況
③ 第5 経理の状況

この3つの点は、利害関係者が企業について調べようと思ったときに必ず見る箇所です。

(必要に応じて別の個所を見ることもあります。)

自分の取引先や投資先の企業がどのような事業をしているのか、また自分が知っている事業以外の分野でも実は活躍しているのかなどが企業の概況で見えてきます。

経理の状況では、B/S・P/L・C/Fを見ることができますが、あくまでも数値上のものでしかありません。

企業の事業の状況を一緒に読むことによって、各セグメントごとの事業の状況なども知ることができ、数値上だけでは見えることができなかった情報もわかることがあります。

まとめ

 

有価証券報告書は、企業の情報を調べるための宝庫といっても過言ではありません。

今回のご紹介したポイント3点は、今回ご紹介しきれなかった内容も多々あります。

これから3月決算企業の決算報告がどんどん行われる季節になります!

 

自分の興味のある有価証券報告書を見ることで、企業についてより詳しく知っていきたいですね。

 

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