財務分析

テレビCMでもお馴染み!スシローの財務分析

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スシローといえば、手軽に美味しいお寿司やオリジナルメニューを楽しむことが出来ることで有名です。

 

他社コラボで割引があったり、期間限定の新鮮なネタをお安く提供したりと、お寿司好きにはたまらないサービスが行われています。

 

今回は、このスシローについて財務分析をしていきたいと思います。

 

スシローの企業情報

全店舗1皿108円(税込)の均一価格が特徴の回転寿司チェーンを展開。

提供する寿司は江戸前寿司であり、以前は、100円/130円/180円(税別)の3段の値段設定の店舗や、競合店が近くにある一部の店舗では90円/100円、あるいは97円等(税別)の105円(税込)以下の価格設定の店舗が存在していた。高級なネタの場合は1皿1貫(1個)にすることにより均一価格を維持している。

1990年代後期から「健康1番すし」「大阪回転寿司」をキャッチコピーとしていたが、現在は「これぞ、スシロー。」をキャッチコピーにしている。

企業理念は「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」である。

 

スシローの財務諸表

下記は、平成30年9月の決算短信から一部抜粋したものです。

 

今期は売上高が好調にあげられているように見えますね!

 

スシローの財務分析

安全性分析、効率性分析、収益性分析、成長性分析の4視点から見ていきます。

 

スシローの安全性分析

安全性分析では、流動比率と自己資本比率について見ていきます。

 

スシローの流動比率

流動比率=流動資産÷流動負債×100%

⇒16,528÷30,793×100%=53.67%

 

流動性については、営業債務及びその他の債権を中心に流動負債が高いことから目安を下回ることとなりました。

安全性の面では、短期支払い能力に少し不安が残るような印象です。

ですが、前期の流動比率は43.20%でしたので、改善傾向にはあるのではないかと考えられます。

 

スシローの自己資本比率

自己資本比率=自己資本÷総資産×100%

⇒40,835÷132,062×100%=30.92%

 

自己資本比率についても、少し低めの印象を受けます。

負債の借入金が多いことが要因かと思われますが、新規店舗出店や新商品開発などに注力をしていると借り入れが必要となることもあるため、完全に安全ではないと判断することは難しいでしょう。

 

スシローの効率性分析

効率性分析では、棚卸資産回転日数と総資産回転数について見ていきます。

 

スシローの棚卸資産回転日数

棚卸資産回転日数=棚卸資産÷売上高×365日

⇒1,343÷174,883×365日=2.80日

 

回転寿司業界では、新鮮な魚類などを提供するために日持ちしない生モノの在庫はほど抱えないようです。

そのため棚卸資産回転日数は短くなりやすいのですが、スシローの2.8日は更に短く効率よく商品がまわっていると考えられます。

 

スシローの総資産回転数

総資産回転数=売上高÷総資産

⇒174,883÷132,062=1.32回転

 

総資産回転数の目安は1回転以上です。

1.32回転あれば、ある程度効率的に資産を上手に活用して売上を上げることができていると判断できます。

 

スシローの収益性分析

収益性分析では、各売上高利益率と自己資本利益率(ROE)について見ていきます。

 

スシローの売上高利益率

当期利益率 前期利益率
売上総利益率 51.89% 51.73%
営業利益率 6.70% 5.88%
税引き前利益率 6.58% 5.75%
税引き後利益率 4.57% 4.44%

 

利益率は、前期と比較して全ての利益率が上回っています。

 

スシローの自己資本利益率(ROE)

ROE(自己資本利益率)=売上高当期純利益率(税引き後当期純利益÷売上高)×総資産回転数(売上高÷総資産)×財務レバレッジ(総資産÷純資産)

⇒7,990÷174,883(売上高利益率)×174,883÷132,062(総資産回転数)×132,062÷40,835(財務レバレッジ)

⇒4.57%(売上高利益率)×1.32回転(総資産回転数)×323.40%(財務レバレッジ)

=19.57%

 

目安の8%は十分にクリアしています。

総資産回転数も目安を超えていますが、財務レバレッジの大きさが要因のようにも思えます。

 

スシローの成長性分析

成長性分析では、資本伸び率と売上高伸び率についてみていきます。

 

スシローの資本伸び率

資本伸び率=(当期資本-前期資本)÷前期資本×100%

⇒(40,835-31,800)÷31,800×100%=28.41%

 

資本については、前期よりも利益剰余金(当期利益)分で伸びていると言えます。

 

スシローの売上高伸び率

売上高伸び率=(当期売上高-前期売上高)÷前期売上高×100%

⇒(174,883-156,402)÷156,402×100%=11.82%

 

売上についても、前期と比較して10%以上も伸びています。

 

成長性の面からは、前期よりも伸びていると判断できそうです。

 

スシローについてまとめ

 

スシローについては借り入れの面で少し不安が残るところです。

しかし、将来設備投資のためだったりとプラスの理由での借入であれば、効率性や収益性、成長性の面からは問題はなさそうなので大丈夫と考えてよさそうです。

 

来期のスシローの動向について、気にしていきたいところです!

 

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