財務分析

遊べる本屋!?ユニーク雑貨で楽しい空間ヴィレバンの財務分析

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こんにちは!

 

え?本屋なの?と私も初めて思いましたが、ヴィレバンは本屋がメインだそうです!

 

日常のユニーク雑貨もたくさん扱う、全国に店舗を持ち若者に大人気のヴィレヴァンですが、財務状況はどのようになっているのでしょうか?

 

今回は、ヴィレヴァンの財務分析をしていきたいと思います。

 

ヴィレヴァンの企業情報

1号店を始め名古屋市内及び愛知県内にあった初期店舗は主に倉庫を利用したロフト風だった。ジュークボックスやビリヤード台などが置かれ、ジャズやブルースなどの音楽、映画、車、オートバイ、登山関連、アメリカンカウンターカルチャー、マニアックなコミックなど普通の書店ではあまり見かけないような趣味性の高い本、BRUTUSやモノ・マガジンなどの雑誌から、色んな雑貨を扱っていた。

また当時、社員やアルバイト店員は元は客であった。商品は担当者の裁量による装飾的な陳列をされ、店舗ごとに異なったレイアウトになっている。後述するPOPや陳列方法で来店意欲を高めている。下北沢店や吉祥寺店などはサブカルチャーの殿堂のような佇まいで、ヴィレッジを象徴する店舗と言われる。現在はショッピングモールを中心にテナント出店を進めている。

ヴィレヴァンの元は、ロフト風の雑貨屋だったのですね!
確かに、現在の店舗でも本屋というよりも雑貨屋という雰囲気のためこちらのほうがしっくりする気がします。

 

2019年5月期ヴィレヴァンの財務諸表

下記は、2019年5月期の㈱ヴィレッジヴァンガードの決算短信から抜粋したB/S・P/L・C/Fです。

 

2019年5月期ヴィレヴァンの安全性分析

安全性分析では、流動比率・自己資本比率・固定比率についてみていきます。

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ヴィレヴァンの流動比率

流動比率
2019年5月期 233.9%
2018年5月期 244.2%

流動比率については、目安の200%以上あり前期とも大きく差はないため大丈夫と言えそうです。

 

ヴィレヴァンの自己資本比率

自己資本比率
2019年5月期 33.7%
2018年5月期 33.1%

20-40%であれば、世の中的には標準と言われています。
負債比率と比較すると小さめなように見えますが、会社として設立は20年ほどです。まだまだ伸ばしていくために資金が必要であることから借り入れなどを行って土台を作っていく段階なのではと考えられます。

 

ヴィレヴァンの固定比率

固定比率
2019年5月期 41.7%
2018年5月期 43.4%

固定比率についても自己資本で賄うことができています。ヴィレヴァンは現在商業施設での出店がほとんどであるため店舗ごとに建物を借りたり建てる必要がありません。
その分、商業施設へ払う家賃が販管費の内側として計上されていることかと思います。

 

2019年5月期ヴィレヴァンの効率性分析

効率性分析では、棚卸資産回転日数と総資産回転数をみていきます。

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ヴィレヴァンの棚卸資産回転日数

棚卸資産回転日数
2019年5月期 275.5日
2018年5月期 277.9日

小売業の棚卸資産回転日数は長めになるものが多いですが、ヴィレヴァンの場合9ヶ月ほどとだいぶ長い気がします。
書籍以外での雑貨が店内にはぎっしりと並べられているので、1店舗あたりの在庫数も多くなってしまうということでしょうか。

 

ヴィレヴァンの総資産回転数

総資産回転数
2019年5月期 1.3回転
2018年5月期 1.3回転

総資産回転数については、目安の1回転は前期今期共に超えており、資産の効率的な使い方が出来ているようです。

 

2019年5月期ヴィレヴァンの収益性分析

収益性分析では、売上高利益率と自己資本利益率(ROE)についてみていきます。

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ヴィレヴァンの売上高利益率

売上総利益率 営業利益率 経常利益率 当期純利益率
2019年5月期 37.6% 1.3% 1.3% 0.6%
2018年5月期 38.0% 1.1% 1.0% 0.7%

前期と多くは変わりませんが、小売業であることからか営業利益以降が1%ほどしか出ていません。

 

ヴィレヴァンの自己資本利益率(ROE)

ROE 売上高利益率 総資産回転数 財務レバレッジ
2019年5月期 2.2% 0.6% 1.3回転 296.8%
2018年5月期 2.6% 0.7% 1.3回転 302.5%

ROEについては利益率が低いのが要因で、総資産回転数と財務レバレッジが高いにも関わらず2%台という結果となりました。

 

2019年5月期ヴィレヴァンの収益性分析

収益性分析では、純資産伸び率と営業利益伸び率についてみていきます。

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ヴィレヴァンの純資産伸び率

純資産伸び率
2019年5月期 0.4%
2018年5月期 25.2%

前期については、増資を行っているため4割ほどの増加が見られます。(利益剰余金のみの増加を見ると、3.9%ほどです。)

今期については、ほぼ横ばい状態です。来期については、もっと利益を伸ばしてほしいな~と思うところが正直な感想です。

 

ヴィレヴァンの営業利益伸び率

営業利益伸び率
2019年5月期 20.5%
2018年5月期 66.8%

当期純利益については、今期-17.2%ですが、本業のみの伸び率を見ると20%ほど伸びています。

ヴィレヴァンについてまとめ

ヴィレヴァンのような小売業の場合、どうしても利益率が低くなりがちなのが厳しいですね。

棚卸資産の多さも多少気になるところではありますが、店舗ないの商品がぎっりしと並べられた空間もまた魅力ではあります。

来期以降の動きに注目していきたいところですね!

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

 

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